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case 06
【広がりのあるリビングの作り方】
暮らしの中心リビングルーム
nagomの得意としている空間は以下の4つです。
・家族が笑顔になる広がりのあるリビング
・使い勝手の良いキッチン
・居心地の良い居室のようなバスルーム
・たっぷり入る収納計画
今回は住宅の顔であるリビングの事例をご紹介させて頂きます。
ご家族が集まり、みなさんが笑顔になる居心地の良い空間を目指しています。
リビングはその敷地にとって最も良い場所に配置するように心がけています。また、リビングの窓の配置・大きさにも気を付けています。そこから何が見えるのか、逆に誰から見られるのか、それによって窓の作り方が大きく変わります。同時に採光・通風をどのように確保するかを検討することで心地よい暮らしをデザインしています。
1 Livingの家
空間を広く見せるポイントは奥へ奥へと間が連なって平面的な広がりを感じられることです。この事例では屋内と屋外の床を同じ色味で連ねることで、庭までの広がりを感じられる工夫をしています。また家具を壁側に寄せて、部屋中央のまとまった床を集めることで広がりのあるリビングを作っています。
[リビングダイニングキッチン広さ:18畳]
借景の中に暮らす家
高台に建つ特徴を活かし、リビングのどこにいても借景を楽しめるリビングの事例です。平面的な広がりとともに高さ方向への広がりも重要なポイントです。2階に配置したリビングのため屋根形状をそのままに勾配天井にし、高さ方向への広がりも作っています。天井を漆喰仕上げにすることでその効果をより高めています。
[リビングダイニングキッチン広さ:24畳]
ラウンジリビングの家具
応接室を兼ねて設計した別注仕様のリビングの事例です。広がりのあるリビングを作るためにはソファのレイアウトも重要です。nagomが設計した特注ソファをリビング入り口側に開いたL字に配置することで床面を広く見せています。折り上げ天井を作り、光沢感のある塗装で仕上げることで応接室らしい高級感も演出しています。
[リビング広さ:20畳]
O House (前職 担当作品)
大きな屋根で空間を包み込み、南側の地盤面と北側の空への広がりを獲得したリビングの事例です。床面と天井面に全く同じフローリングを貼ることで大きな気積ながらも一体感を演出しています。勾配天井が地盤面と空へと視線を導いてくれます。
[リビング広さ:20畳]
N house (前職 担当作品)
平屋であることを活かし屋根形状をそのまま天井にしたリビングの事例です。平屋の1番の特徴は全ての居室が地盤面に接しているため、床面の広がりを得やすいことです。この事例ではテラスの床タイルを屋内にも貼ることで内外の境界を曖昧にした高級住宅です。
[リビングダイニング広さ:25畳]
K house (前職 担当作品)
緑道に接している特性を活かして全居室から緑を楽しむことが出来るよう設計した事例です。リビング→ダイニング→屋内テラス→屋外テラスと4つの空間を連ねることで広がりを感じられるように構成した高級住宅です。屋内テラスがまるでサッシレスの室内のように感じられるように設計しています。
[リビングダイニング広さ:25畳]
T house (前職 担当作品)
隣接する公園の緑を最大限活かすために空間を出来る限り上空へ持ち上げた3階リビングの事例です。建物高さに制限のある地域でしたが、天空率を利用することで周辺建物より高い位置にリビングを配置することができました。そうすることで住宅密集地では感じ得ない屋外への広がりを獲得した高級住宅です。
[リビングダイニングキッチン広さ:22畳]
まとめ
広がりを感じられるリビングにするためには床面と天井面をどのように見せるかがポイントになります。床面にはソファ・テーブル・照明色々なモノが置かれますので、気付けば家具で床が埋まっているということも良くありますが、それらの家具を置いても尚、床面が見える状況を作り出せるよう部屋の大きさや配置を考えています。
一方天井面は床面と異なりモノは置けませんので、不必要な照明や設備機器を付けず仕上げ材が美しく見える状態を作っています。そうすることで広がりを演出できるとともに住まいの格式が上がると考えています。天井面には木材・漆喰など表情のある仕上げも用いるとより高級感を得ることが可能です。
打合せの際には家族構成、ご家族の趣味、ライフスタイルなど直接は設計には関係なさそうなお話も伺いながら、楽しいリビング空間を一緒につくり上げていきたいと思います。
お問い合わせはコチラからお待ちしております。