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【リノベ向き物件の特徴】

中古マンションを選ぶポイント

前回の【住まいを選ぶときの4つの選択肢】④中古マンション購入+リノベーションに続いて中古マンションを選ぶポイントについて考えてみたいと思います。

 

首都圏における持ち家の割合は戸建てが66%に対し、マンションが34%と全国平均に比べて高く、中古マンションの選択肢が豊富です。新築を建てたくても人気の地域は土地が高騰しているため、好立地の首都圏に住まう方法として中古マンションを購入し、リノベーションをするというのは魅力的な選択肢だと思います。

鉄骨造よりもRC造、壁式構造よりもラーメン構造

中古マンションの選択肢が豊富といっても、リノベーションしやすい物件とそうでない物件があります。まず建物の骨組みとなる構造体はRC造(鉄筋コンクリート造)と鉄骨造の2種類ありますが、中古マンションは築年数が経っているためより耐用年数が長いRC造を選んだ方が安心です。(新耐震であれば尚安心)

 

また、RC造の工法にはラーメン構造と壁式構造の2種類あります。壁式構造は壁で建物を支えているため、解体できない壁が多く間取りに制限がありますが、ラーメン構造は柱と梁で建物を支えているため、壁を解体し広々とした空間にリノベーションしたい方にはおすすめです。
それぞれメリット・デメリットがあるので一概には言えませんが、複数のマンションで悩んだ場合は構造体で決めるのも1つの選択肢かと思います。

給排水や換気扇などの設備の位置

中古マンションをどんな空間にリノベーションするかを考え始める前に、給水や排水、換気扇などの設備類がどこにあり、どこに排出されるかを必ず確認しています。間取りを大きく変えようと思ってもキッチン・浴室・トイレの水廻りの位置は制限されることが多いためです。

 

設備の制限を受けにくいリノベーション向き物件を見つけるには建物の階高をチェックします。階高とは天井高さに床下空間と天井裏の高さを加えた高さです。この階高が高ければ高いほど、床下や天井裏で設備類の配管がしやすくなるため、間取りの自由度があがります。築年数が浅い方が将来的なリノベーションを考慮した設備計画になっている可能性が高いと思われます。

管理状況と住戸数と積立金

中古マンションを購入してリノベーションする場合は、管理状況・住戸数・積立金も確認するようにしています。設計には直接関係はありませんが入居後の住まいやすさに直結するためです。

管理は自主管理よりも管理会社に委託している物件の方が綺麗に保たれています。また、住戸数が多い物件の方が修繕積立金も多く貯蓄されている場合が多いため、築年数が経っている場合でもメンテナンスや大規模修繕がしっかりと行われるため入居後も安心です。

気になった物件は複数回ってみて、建物の外壁や敷地内の道路、エレベーターの中や掲示板を見てみると管理状況が良く分かるというのが実感です。

1Livingの家_リビングダイニング

まとめ

中古マンションをどこで購入するか思い浮かべた際、真っ先に思い浮かぶのは不動産屋さんではないでしょうか。中古マンションを購入してそのまま住む場合は不動産屋さんで間違いありませんが、中古マンションを購入してリノベーションをしたい場合は事情が異なります。早速、住みたいマンションを探したくなりますが、まずはリノベーションの設計をどこに依頼するのかをご検討することをオススメします。

 

それは前述のようにリノベーションに向いている物件とそうでない物件があり、リノベーションすることを前提に探す必要があるためです。一般の方ではなかなか見分けることが難しい内容も多いため、不動産屋さんだけでなく設計者や施工者とリノベーション後の空間を想像しながら一緒に回って頂けるとより理想の住まいに近づけるかと思います。

 

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