設計の仕事
design works
カーテンレスで暮らす家
1-注文住宅

横浜市の広い旗竿敷地に建つ木造2階建ての戸建て住宅です。
住宅街の旗竿敷地は建物に囲まれることがデメリットと言われますが、計画敷地は南側と西側が開けている稀な環境でした。この環境を活かしカーテンレスでも過ごすことのできる外部に開いた住まいを計画しました。窓を設ける位置・大きさや空間同士の配置によって見られずに開くことを実現した計画です。


庭と空に開くリビング
南側と西側への開放性を活かしたリビングは天井高3.2mと大きな気積を持たせることで南側上方からの光をふんだんに取りこみ、西側の空を常時望むことのできる開いた計画としました。一方、外部から見られにくい計画とするためにルーバーやオープンラックを設けることで光と視線をコントロールしました。
南側には高い断熱性能を持ちながらも細いフレームで透明感の高いNODEAのハイサッシを採用し、リビングと庭をシームレスに連ねることで広がりを得ています。



2つの顔を持つ外観
南側の隣地には7階建てのマンションが建っていたため上からの視線に配慮することが求められました。そこでプライバシー性の高い個室や裏周りを配置した南東側外観は閉じ、開放性の求められるリビング空間を配置した南西側外観は大開口をルーバーで覆うという2つの顔を持つ外観を提案しました。ルーバーの本数や間隔は図面やパースを用いて光の透過性・視線の遮蔽性のバランスを慎重に検討していきました。



キッチンは第2の住まい
木の壁や天井、家具で仕上げられた落ち着いたリビングとは異なる表情を持つダイニングです。キッチンは第2の住まいと言われるほど住宅の中で重要な役割を担うため多くの打合せを重ねることで、ご家族の使い方に合わせた収納量たっぷりなキッチンを実現することができました。




毎日上り下りしたくなる階段
リビング空間の一画にあるため木とスチールを併用した軽快な印象の見せる階段として設計しました。階段幅が約1mあるため片持ち階段だとお子さまが駆け上がった際に揺れて危険なので吊材で補強しています。手摺壁の終端には名栗加工を施した触り心地の良い手摺を設えています。


心地よく眠るための寝室
1日の疲れを癒す寝室は入眠までの時間を過ごすサブリビングとしての機能も持たせるために約8畳のゆとりを持たせて計画しました。ロフトのある子供室は朝日で起床できるよう東側に配置しています。



家族と客人を迎える玄関と応接室
玄関横には応接室を配置しています。普段は玄関ホールとしても利用することができるので出迎える場として空間に広がりを与えるとともに邸宅としての品格も与えてくれる場となりました。

統一感のある水廻り
清潔感のあるオフホワイトや木の色を基調として統一した水廻りです。水に強いモールテックスや表情のあるタイルをアクセントにしています。




あえて暗がりを作る照明計画
居室や用途ごとに求められる照度や色温度が異なるため、その場に合った適切な照度を得られる照明計画としています。均一ではない光と影を作ることで落ち着いた空間演出となります。


その他の作品
nagomがこれまで設計した新築住宅やリノベーションした住まいをご紹介します。
ジャパンディスタイルの家(東京/改修)
記憶を継ぐ家(埼玉/新築)


overview
横浜市の広い旗竿敷地に建つ木造2階建ての戸建て住宅です。
住宅街の旗竿敷地は建物に囲まれることがデメリットと言われますが、計画敷地は南側と西側が開けている稀な環境でした。この環境を活かしカーテンレスでも過ごすことのできる外部に開いた住まいを計画しました。窓を設ける位置・大きさや空間同士の配置によって見られずに開くことを実現した計画です。
information
credit
撮影:山内紀人、茂木哲
照明:AURORA 市川善幾
awards & media
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住宅設計.jp
TOKISTAR 施工例