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TOKOSIE RENOVATION

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「新緑の頃がいちばんきれいですね。庭かルーフバルコニー付きの物件限定で探しました」。
と語るのは建築士・茂木哲さん。66㎡の住空間に50㎡弱の専用庭がついた築40年程の団地の一室を、自らの設計でリノベーションした。「普段、戸建ての設計をすることが多く、内と外の関係性を大切に考えてきました。自分がおすすめしたい空間としてどうあるべきか、実際に住んで感じてみたいと思ったんです」。
玄関から庭まで、南北に約18mに連なる長屋のような間取りだったことも決め手に。スケルトンにした空間は仕切り壁を設けず、全体をひとつのリビングに見立てながら、障子によって個室の役割も持たせた。庭に連なる開放性を室内のどこにいても感じながら、家族3人の生活を過ごすための工夫があちこちに施されている。

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1 Livingの家
TOKOSIE RENOVATION
[ 大きなリビングを多様に。可変性のあるワンルーム]

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撮影:森山祐子