気になるコストを取り上げた企画になっているので、これからリノベを検討している方の参考になるのではないかと思います。 1Livingの家は水廻りの移動に大部分のコストがかかっていますが、間仕切り壁をなくして工数・材料費を抑えるなどの工夫によって減額しつつ、 部屋全体を大きなリビングとして使用するというコンセプトに結び付けています。 建築計画は費用が多岐に渡るので一般の方には高いのか安いのか分かりにくいですが、 工務店さんの見積を細かく精査できる建築家に頼むことで必ずお得感を得られます。 今後もコストバランスを図りながら空間と使い勝手を良くするお手伝いをしていきたいと思います。

1 Livingの家
relife+ 2020年6月号 vol.37
[ いくらかかった?リノベの工事費 ]

発行：扶桑社
撮影：relife+ & Koji Yamada