nagomの考え

think

case 02

設計の進め方【ご要望をすべて聞く】

ご要望をすべて聞く

ご要望をできる限り叶えます。

設計を開始する前にお施主さんのご要望を確認いたします。
事前にご家族で相談して頂き、思いつく限りすべてのご要望を出し尽くして頂きます。箇条書きのリストで提出頂く方もいらっしゃいますし、最近ではPinterestなどで集めたお好みの写真を見せて頂く方も多いです。

 

この要望が濃ければ濃い程、家族の色が住まいという形として出てきます。

・料理が好きだからキッチンを部屋の中心にしたい。
・みんなでワイワイしたいからソファよりもテーブルを大きくしたい。
・体が資本、寝ることが重要だから寝室を充実させたい。
・自慢のコレクションを一面に飾る壁がほしい。

などなど、考え始めると沢山ご要望があるかと思います。

 

一生に一度かもしれない住まいづくりなので後悔のないように項目をいっぱい出して頂けるとイメージを共有しやすくてありがたいです。

1Livingの家_和室

ちなみに自邸では、、

自邸を設計するときも同じプロセスを踏み、私と妻で思いつく限りお互いの要望を書き出しました。

 

・「和モダン×北欧風」夫婦それぞれの好きなテイストの共存
・「ワンルーム空間」子育て期だからこそできる大胆な住まい
・明るい部屋、自然光、白色×オークの色味
・間仕切り壁をすべてなくして広々とした空間
・天井には木材を貼り、小梁は隠して間接照明とする
・浴槽を窓際へ移動して広くする
・写真や植物を飾れるスペース
・オープンキッチンからリビングが見渡せる
・キッチンは白、天板は人工大理石、ビルトイン食洗機
・広くて収納の多いキッチン、作業スペースと食器棚スペースも必要
・飾り棚にビンを並べられる
・洗濯物を干せるスペースの確保(ランドリールーム)
・洗面台は広く大きめに(2人並べる幅が欲しい、鏡は広範囲に)
・床は1階なのでフローリング+電気床暖房
・使用する予定の機器類は設置場所を想定しておきたい
・テレビは壁掛け、デッキ類は収納に隠したい
・照明器具は暖色系と寒色系の両方の色温度が使用できるもの
・急な来客時に物が隠せる収納(オープン棚は不要)
・一体空間なのでトイレの遮音は入念に
・掃除ロボットが使える
・浴室で部屋干しが出来るように

 

上記項目は一部なのですが要望が多すぎますね、、笑
数項目は諸事情で実現ができない内容はありましたが、私たちの暮らしに合った住まいを作ることができました。

敷地特性と施主要望が設計の両輪

nagomの考え 第1回「設計の進め方【敷地の特徴を読む】」でご紹介した敷地特性と施主要望が設計の礎となります。

 

建築家に依頼するイメージとして
・好き勝手に設計をされてしまうのではないか
・要望を聞いてもらえないのではないか
といった不安を耳にすることがありますが、nagomでは敷地と要望を無視して設計を進めることはありませんのでご安心ください。この敷地にこのご家族で私が設計するとすれば何がベストなのかを大切にしています。

 

時にはご要望のすべてを叶えられないこともありますが、その場合はしっかりと対話をして納得しながら住まいづくりを進めていきましょう。

お問い合わせはコチラからお待ちしております。